家に帰った私は、いつものように小説のコメントを確認する。


今日入ってたのは3件。

私はそのうちの1つに目がいった。


『こんにちは。初めまして…ですね。結愛さんの作品は毎度毎度読ませてもらっています。結愛さんの作品は物語としては面白いです。でも、現実味がわかないんです。別に、ファンタジーっぽいって言ってるわけではありません。ただ、漫画みたいにありきたりな話だなぁ~って思って…。面白いんですけど、先が全て読めてしまってドキドキしないんです。失礼ですが…結愛さんってもしかして、恋、したことありませんか?もしそうなら、恋するともっと良い作品が書けると思います。応援してます』by.紫陽花


「紫陽花…さん…。そんなこと言われてもですねぇ、、、恋愛なんてどうやってやるかもわかんないし、漫画の恋した女の子みたいな感情を持ったことないから漫画っぽくするしかないんです~((泣」


でも、紫陽花さんは応援して下さっています。
どうにか恋をクリアしなければ…。

…と、言っても……どうしたらいいのでしょう…。


「う゛~~~~ん……」