Diva~見失った瞬間から~


「ここではこの方程式が重要でー。」

ぐるぐる。


「で、この方程式の公式はー。」

ぐるぐるぐるぐる。


「先週のうちに

覚えとけっつったんだがー。」

ぐるぐるぐるぐるぐるぐる。


「天瀬。公式を言って貰おうか。」

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。


「天瀬?天瀬!」


「……………………え。」

え、え、え。何。

何で皆私の方を見てるの…?


「天瀬…(怒)。

この方程式の公式を答えろ!」


「こ、公式!?」

私は慌てて黒板を見る。

あぁ!

アレ、先生が絶対覚えろった言った奴!!


「x=…。」


《キーンコーンカーンコーン》


「…………。」


「………よし。

じゃあ今日はこれで終わりー。

明日までの課題ちゃんとやれよー。」

…………えぇー(-_-;)。


「きりーつ。」


《ガタガタッ》


「れーい。」


「「「「「ありがとうございましたー。」」」」」

私の回答、

最後まで聞いてくれないとな…。

別に良いけどねっ。


数学の50分間はあっという間で、

私が楓に何をするか

ぐるぐる考えている間に

50分間なんて直ぐに過ぎてしまった。


そんな私には当然のこと、

1日が過ぎ去るのも

あっという間だった。