彼女は、"カナ"と言うらしい。 それが、本名なのか、あだ名なのかは 分からないが、"カナ"なのは確かだ。 「………カナ…。」 彼女にまた、逢えるだろうか。 あの美しい歌声をまた、 機械を通すことなく 直に聴くことが出来るだろうか。 端正な顔立ちをしている彼女は 一体何歳なんだろう。 聴きたい。もう1度、あの声を。 逢いたい。もう1度、彼女に。