………何でこんなに、短いのかな。

それは多分。自分でも分かってる。


喜楽の時間は短いんじゃない。

辛苦も、喜楽も。きっと平等なんだ。


私は、喜楽を先に味わいすぎた。

あのたったの2年半で

殆どの喜楽を味わった。

十分過ぎる程の…夢を見た。


きっと、今味わっていたのは残りの分。

僅かに残されていた喜楽や、夢だった。


短いCanzoneとの時間はきっと、

私の人生の中の残夢だったのだろう。