Diva~見失った瞬間から~


え、どうゆうこと?


「ねぇ、せんせー。

奏乃の迎えのためにここに

その人連れてくるけど大丈夫だよね?」

時鶴は先生に顔を向け、質問した。


「え、えぇ。大丈夫よ。」


「ぃよっし。じゃあ奏乃、

迎えが来るまでは

あたしが付き添うから!!」

ちょっと待て。


「時鶴、迎えって誰……。」

私は時鶴に聞く。

何だか大分声がヨレヨレになってきた。


「え、来れば分かるよ。

それにその人がここまで来ちゃえば、

奏乃も断れないだろうしね?」

私が…断れない?待て待て。


時鶴と親しい相手。

私を知っている相手。

私が断ることの出来ない相手。


……は(*_*)、分かった!

蒼空君かっ!