Diva~見失った瞬間から~


ぐらり、ぐらり。

私の視界は面白いくらいに

グルグル回ってて、

めっちゃ気持ち悪い。


ベッドに横になる私は、

時鶴が鞄を取ってくるまで、

目を瞑って待っていようと思い、瞑る。


………時鶴、遅いなぁ。

私の鞄そんなに重いのかな。


とりあえず、時鶴に鞄を貰ったら帰る。

帰るときは、電車かぁ。揺れるなぁ。

マスクとかした方が良いのかな。