君は私の初恋の相手【番外編】

尚也君は微笑んだ。


「いーよ。」



…はい?



今、なんとおっしゃりました?

いーよ。

と?


いーよ?いーよ?



んぁぁ?


す、少し混乱してきました!


いーよとは


良いよ


ということですか⁈

一緒に勉強会をしてくれると⁈

つまりは、そういうことなのですか⁉




いやいやいや、私が勝手に脳内で変換を…自分のいいように、嬉しいように変換してるんだわ…きっとそうよ…。


て!

今は!そんな現実逃避をしている場合ではないのです!



「えっ、えっ、えっ。」



まともに返事が出来ずに口をパクパクさせる。



「あは、美沙姫ちゃん死んだ魚みたいだよっ!あはははは!」


な、失礼です!


わ、笑って…!

しかも大爆笑されてます…。


それほど私の顔がまぬけだったのですかぁ⁈

もともとまぬけ顔?



鏡で見てみたかった…


じゃあなくてっ‼



「い、い、いいんですか⁉と言うか、一緒、勉強会、シテクレル、デスカ⁉」


あわわわわわ!
あわわ、きゃー⁈



コレ、ゲンジツ⁈



「最後、カタコト‼美沙姫ちゃんって、本当におもしろい!」



尚也君は目に涙をうかべて笑っている。



だ、大爆笑されてます…。


「ロボットぉ!」



ば、馬鹿にされています。



じゃなくてぇ!もう!



「本当に…?」


真面目な顔(のつもりです。)で尚也君に聞く。



「うん。本当、本当。」



今度は尚也君も真面目に返してくる。



本当に…?


「嘘じゃないですか⁈」



「本当だよ。」



尚也君が微笑む。


その美しい微笑みに思わずみとれてしまった。