君は私の初恋の相手【番外編】

(痛い、かも‥‥)


でも、利き手ではなくて良かったと少し思った。


ノートとかとるの大変だもん。


なんて思いながら自転車に乗る。

「はぁ‥‥。」


ため息が出る。

情けないよ。

誘えないヘタレなうえにボーっとして怪我‥‥。


涙が出るくらい
自分が情けなかった。



と、そのとき。



「美沙姫ちゃん?」


どこかで私を呼ぶ声がした。

キキッ!

急ブレーキで止まり、辺りを見渡した。


誰も、いなくないか⁉


ほ、ホラー‥‥⁈


「ここっ、ここだよっ‼」


ここじゃわからないし‼


心の中でキレながら左右見渡した。

やはり、誰もいない。


今度は下を向いた。

‥‥いるはずがなかった。


上を向いた。


「‥‥あ〜‼」


「やっと気づいた〜。」


その声の主は