君は私の初恋の相手【番外編】

そのあとの授業の内容も頭に入らず、放課後になっていた。


「美沙姫部活いこぉ‼」


「あ〜、うん。」


あれから考えすぎて脳がクタクタに疲れきっていた。


疲労MAX‼


「美沙姫、早く‼」

「うん」


ノロノロと歩き出す。



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部活が始まってもボーっとしていた。

「き、‥‥美‥沙姫‼」

「‥へ」

返事をする前に目の前に何かが飛んできた。


ドスッ


見事な変化球がお腹に当たる。


と同時にボーっとしていたからビックリして後ろに倒れた。



ドサッ‥


「っ、‥痛‥。」


どうやら倒れたときに左手首をひねったのだろうか。

「美沙姫、大丈夫⁈」

ルカちゃんが駆け寄って来る。

「えっと、手首ひねったかも‥‥。」


「えっ‼せぇんせぇ〜‼」


ルカちゃんが大声で顧問の先生を呼ぶ。

と同時に先輩達が何やら集まってきた。

「美沙姫ちゃん大丈夫ぅ?」


「はい‥‥。」


部長さんが心配してくれた。

「大会近いから、みんな気をつけてね‼」

「「「はい‼」」」


「美沙姫ちゃんは‥っと、とりあえず保健の先生とかに見てもらって。部活やるのはそれからね。できなさそうだったら無理しなくてもいいよ。」

「はい‥‥。」


あぁ、馬鹿だなぁ。
ボーっとしてて怪我だなんて‥‥。


「斎藤さん大丈夫かい?」

顧問の先生と保健の先生がやってきた。

「はぁ、軽くひねっただけなんですけど‥‥。」


「どれどれ? ‥‥えと、とりあえず湿布を貼って固定しておくから。安静にしてなね。」


「はい、わかりました。ありがとうございました。」


保健の先生は行ってしまった。


「斎藤さん今日は部活は休んだほうがいいよ。安静にしてなね。」


「はい‥。さようなら‥。」


ダサいし、恥ずかしいし‥‥。


ホント、何やっても駄目だなぁ‥。


暗い気持ちになりながら校門を通り抜けた。