君は私の初恋の相手【番外編】

「尚也君は、3連休空いてるぅ?」


可愛らしい女の子の声だ。

まっ、まさかでぇとにでも誘うんでしょうかっ⁉

ドキドキ‥‥


緊張と何故こんなことをしているのかという気持ちでいっぱいだ。


「3連休かぁ。」


「うん、出来れば空いてる日を具体的にね‼」


「うーん‥‥3連休は結構先約が‥。」



「えぇっ⁈」

はっ‼

思わず大きな声を‼

幸い聞かれてはいなかったようだ。


「ぶぅ〜。じゃ、また次の休みでいーや。」

「うん。ごめんな。」


「え、尚也に俺サッカーの試合の助っ人頼もうと思ってたんだけど‼」

今度は男の子だ。

「うーん。」

「土曜日10時から12時くらい‥‥空いてないか?」

「あっ、その日のその時間なら‼」


「よかった〜‼ありがと尚也‼」


なっ、尚也君は人気者だからスケジュールが芸能人なみなんだね⁉

こりゃ、誘っても断られるんじゃ‥‥


大口たたいても私は所詮ヘタレなんですからねっ‼
威張って言うことではないですが‥‥


諦めて帰ろうとしたとき、私に向かって突進‥いや走って来る人が‥‥


あれは間違いないルカちゃん(-。-;

迷惑極まりない猛突進で私の所に来た。

「どーしたの?」

「誘った?」


私は無言で首を横に降る。


「ヘタレめが‼」


いきなり罵らなくてもっ‼


自覚あるんだかんね⁈

「だって、3連休は凄い忙しいっぽいよ!尚也君は‼」

「なんで予定聞いてもいないくせにわかんのよ‥‥」


「いや?それは‥‥」

盗み聞きなんて言えないww


「とにかくっ聞いてないなら聞け‼」

そんな簡単にぃ‥‥

「あ〜、うん聞くから‼」


キーン コーン カーン コーン‥

「「あ、予鈴。」」


教室に戻らなくては‼


2人は8組を離れて6組に向かった。