君は私の初恋の相手【番外編】

それからちょっとしたら尚也君が戻ってきた。





「・・・それ、僕のっぽい。」






でしょうね。







「はい。」







「あぁ、ありがとう。」







尚也君が手を伸ばす。






受け取る瞬間尚也君の長くて細い指が私の指にあたった。







(・・・・!!!)





何故だろう熱い。




指も 顔も 耳まで・・・。