ニコッと笑った拓哉は、

突然私をソファーに押し倒した。

・・・

キケンを感じた私は、

思わず、

拓哉の体を足で、離した。

「何です?この足は?」

「キケンを感じたので・・」


「何で、手じゃなくて、足?」

「手より、足の方が長いし・・」


「スカートの中、丸見えですよ?」

「?!!」


制服だと言うのを忘れてた。

私は慌てて足を下ろすと、

ソファーから飛び降りるかのように、

起きあがり離れた。

・・・

相変わらず拓哉は笑いっぱなし。

「と、とにかく、

話しはなかったことにして、

私、帰ります」


「拒否権はないと言ったはずだ」