荷物を置き、

取引先に向かった俺たち。

・・・

今日は、

取引先の、

創立記念パーテイーに、

招待されていた。

・・・

手短にあいさつを済ませ、

もう一度、

ホテルに帰る。

「準備が出来たら、

軽く食事を済ませて、

パーテイーに行こう」

・・・

オレの言葉に首を傾げている。

「パーテイーに行くのに、

食事をしていくんですか?」


オレは微笑んで答えた。

「挨拶回りで忙しいから、

食事をとってる暇はないからな?」

・・・

なるほど、といった表情の楓。

「では、準備ができ次第、

社長のお部屋に伺います」

「わかった」