東京に帰った私たちは、

神田や斎藤のおかげで、

愛がより一層、

深まった気がした。

・・・

会社に向かった私たち。


・・・

大きな会社を目の前に足を止めた。


・・・

「どうした楓?」

私を見つめ、

拓哉が訪ねる・・・

・・・

私は満面の笑みを見せ、

・・・


「拓哉の会社、大きいですよね?」

私の言葉に、拓哉は笑う。


「何を今更・・・」

私は首を振り、


・・・

「拓哉の為に、

一生懸命助けるから・・・

これからも、私の傍にいてください」