・・・

入社式を迎えた。

・・・

オレの挨拶に、

新入社員は聞き入っていた。

・・・

その中に、

楓を見つけ、

話してる最中、

ずっと楓だけを見つめていた。

・・・

それに気づいた楓は、

恥ずかしそうに頬を赤くした。

・・・

その顔があまりに可愛く、

自然と顔が緩む・・・

・・・

おっと、

今は入社式の挨拶中だった。

・・・

気を取り直し、

さっさと挨拶を済ませ、

席についた。

・・・

席についても、

オレの目線は、

楓から外れない。