抱きしめたその後は・・・【おまけ完】

「京子が亡くなってから、

華絵がずっと、私や望の

傍にいてくれた。

いつしかそれが当たり前になっていて、

華絵に甘えていたのかもしれない」

・・・

「修也さん」

・・・

「楓が現れたことで、

華絵はきっと戸惑ったと思う。

オレも、ここまで肩入れし、

華絵を傷つけたことに、

とても後悔した」

・・・

「外国に行くなら、

行って来い・・・

今度はオレが、華絵を待つ番だ。

何年でも待てる・・・

華絵がずっと待っていてくれたのに比べれば、

5年なんて早いもんだ」


「・・・」

オレを見つめた華絵の目には、

今にも流れだしそうなほど、

たくさんの涙がたまっていた。