抱きしめたその後は・・・【おまけ完】

・・・

オレは、目を見開いた。

・・・

なぜ、そんな言葉が出る?

・・・

オレの傍にいてくれると、

言ってくれていた華絵が、

そんな事を言うなんて、

思いもしなかった。

・・・

「華絵、どういう意味だ?」

オレは華絵の両手を掴み、

優しく尋ねる。

・・・

華絵は笑顔のまま、

「お父様から、

少し頭を冷やす為に、

海外に行って来いと言われまして」

「・・・え?」

・・・

「私が修也さんを好きな事を知ってる父は、

少し距離を置いて、

もう一度考え直せと・・・

私も組の長ですから、

いずれは結婚し、後継ぎを

産まなければなりませんし」