抱きしめたその後は・・・【おまけ完】

「パパ、ママ・・・

え?!お兄ちゃん?!」

私は、兄馮河を凝視した。

・・・

「1年ぶりかな?」

そう言って微笑む馮河。

・・・

「何で、帰ってきてたこと、

教えてくれなかったの?」

少し怒り気味の私。

・・・

「驚かせたかったんだ。

・・・なぁ、拓哉」

そう言って拓哉に微笑みかけた馮河。

・・・

拓哉も微笑み頷いた。

・・・

拓哉は、

馮河の事は知らないはずなのに、

何でこんなに仲がいいの??

・・・

私は、

拓哉と馮河を交互に見比べる。

・・・

拓哉も馮河も、

クスクスと笑った。