拓哉はクスッと笑って、

「違う」

そう言った。

…じゃあ誰?

・・・

「それより、

もう無断で司にあったりするな。

何かあってからじゃ遅いんだぞ?」


「・・ごめんなさい」

申し訳なさそうな顔をして、

謝った私に、

拓哉は優しく微笑んだ。

・・・

「わかればいい・・」


・・・

・・・・・・?!!


「・・・何やってるの、拓哉?」

私はいつの間にか、

拓哉に押し倒されていた。

「司に見られた体を消毒しようと思って」

そう言って、

色んな所にキスを落とす。

「ちょっと!

私、お風呂にも入ってないし・・・

第一仕事が・・・」