・・・

カチンとした私は、

無言のまま席を立ちあがった。

・・・

「話しはこれからですよ?」

・・・

「私は、貴方と、

結婚などするつもりはありません!

私には、宮本拓哉ひとりだけですから」

・・・

そう言って、

司を睨んだ私は、

レストランを後にした。

・・・

そして向かった先は。

・・・

なんで、

いつも、

私には、

何も、

教えてくれないの?

・・・

ねぇ、拓哉。