「誰ですか?

斎藤さんや神田さんに、

外回りの仕事をたくさんさせてるのは?

仕方がないので、

秘書室に缶詰めですよ?」


・・・あ。

そう言えば、

午前中に、

かなりの仕事を任せたな。

オレは苦笑いをし、

楓を抱きしめた。

・・

「な、何するんですか?!」

真っ赤になった楓。

・・・

怒った顔も、

真っ赤になった顔も、

全部が好きだ。

・・・

ジタバタしてる楓を、

オレは構わず、

キスで酔わせた。

・・・

そして、

そっと唇を離すと・・・