「怪我‥?

うん、お姉ちゃんが元気になるまで、

一杯助けてあげる」


そう言った望は、

華絵の元に、かけていった。


・・・


望は、

華絵の事が本当に、

大好きなんだ、そう思った。


・・・


「それじゃあ、

私たちは帰りますね」

私の言葉に、

修也は私に近づき、

私の掌に、

指で何かを書いた。

・・・

『キス』

・・・

「私は後悔してませんが、

楓は不愉快な思いをしたかもしれない。

だから・・・

ごめんなさい・・・」