「出血の割に、

傷口は広くなかったようで、

両手を2針ほど」


…2針も。


「華絵さんは今どこに?」



「今、客室で、休ませています。

私のした過ちですから、

怪我が治るまで、ちゃんと

看病しようと・・・」


すると、

事情を知らない望だったけど、


「華絵お姉ちゃん、

ずっとここにいてくれるの?」


それは嬉しそうに、

目をキラキラとかが痩せて、

修也に尋ねた。


「そうだよ。

華絵、怪我してるから、

身の回りの事してあげてくれる?」

修也は望に聞く。