「…ココにもエスパー?」 「なんの話じゃ? 妾はこうも強く背後から拘束されておっては、そなたを見ることなど無理じゃと言うておるのじゃ。」 あー… そーゆーコト。 ハイハイ。 景時は、うさぎの口調にいつもの落ち着いた冷たい響きが戻ったことに少し安堵しながらも、深い落胆の溜め息を吐いた。 「いやいや。 そーゆー意味じゃないンですケド?」 「? 見ろと言うたではないか。 それに、妾はそなたに守ってもらわねばならぬほど、弱くはない。」