間をとるにしては長すぎる沈黙。 足が痛むのかと覗きこもうとした景時の鼻先に、急に勢いよく上げられた小鞠の頭がぶつかりそうになった。 「おっと? ナニゴト?」 「高杉くん! あのね。あの、ね? 高杉くんはクラスが違ったから知らないだろうケド、私一年の時、あのコたちにイジメられてたの。」 「へ? まじで?」 「まじで。 あのコたち、いつもそーゆーコトしてたから、みんな次のマトになるのが怖くて見て見ぬフリで。 誰も助けてくれなくて。」 「…」