唇を噛み、俯く小鞠。 クスクスと嫌な笑みを見せる三人… うさぎの目が鋭く細められた。 「そなたは来ずともよい。」 小鞠に小さく声をかけ、三人に先導されて歩きだしたうさぎ。 小鞠は立ち尽くしたまま、その小さな背中を不安気に見送って…いや、 「~っ! 私も、い…行くっ!!」 小さな背中を追って、駆け出した。