…///可愛い。


「や、どうしても散歩したいって言うし。
でも一人で外に出すと、色々危ないし。
聞いたら、変化(ヘンゲ)とか軽いって言うし。
ココなら俺も薫もいるから、安心だし?」


拗ねるうさぎに目をやりながら、朝から緩みっぱなしのバカ面で景時は答えた。

それを聞いた薫の目が三日月のように細くなり、口には意地悪そうな笑みが浮かぶ。


「へー?
危ない? 鬼神様が?
大方、フラっと出掛けたうさぎサマが戻ってこなかったらどーしよーとか、オメェがビビったダケじゃねーの?」


「!!」


エスパー?!