「着いて来い。
妾、こんなものよりもっと良いまじないを知っておる。
大吾が本当はそなたをどのように思っておるのかも、きっとわかるぞ。」


「///ハイ…」


祥子はここ数年、親にも教師にも言っていない、素直な返事を口にしていた。