私は、病気の屋上で一人泣いていた。


すると、一人の男の子が私に話しかけてきた。


「大丈夫?」
似合ってないキノコヘアーにさえない顔、とてもモテそうにみえない。


「だ、大丈夫です。」


「俺にしとけよ」


なにを言ってるんだろう。



「ごめんなさい」


「俺が告白してるのに断るの!?」

ん?どういうことだろう?

「俺みたいな男に告白されたのに断るなんて」

意味のわからないことをいっている。

「……キャッ!」 


目の前の男の子は私の腕を強引に引っ張った。



いや…



誰か助けて…




柄沢くん……