天神学園高等部の奇怪な面々35

「それを…」

もう一度冷笑するネコミミメイド。

「抜群の記憶力がありながら、柄じゃないだの何だのと…貴方より無能な者など生徒会にはゴマンといるというのに」

「だから無能な者って誰の事ですかっ」

けしからん娘再びツッコむ。

「まぁ…いいでしょう」

ネコミミメイドは背を向ける。

「やりたくない者を無理に勧誘するほど、生徒会は強制的ではありませんし、また人材にも困ってはおりません。したくなければ変身ポーズなり何なり、その抜群の記憶力で詰め込めばよろしいかと」