僅か二時間程度で、東北到着。
「さぁ、美味しいコシヒカリを分けてもらいに行きましょう、折角だから山菜採りもいいですね」
タライで太平洋を北上したくせに、疲れた顔さえ見せずに歩いていく帳。
ただ乗っていただけの三人の方が、青ざめてグッタリしている。
「おや、お疲れですね…」
『船酔いです…』
「船酔いっていうか、タライ酔い…?」
小夜とリディルが口々に言う。
「じゃあここで待っていて下さい、私が食材調達してきますよ」
ニコニコ笑いながら帳は歩いていき…。
「戻りましたぁ」
一時間もしないうちに、米俵三つ担いで帰ってきた。
何なのこの人。
「さぁ、美味しいコシヒカリを分けてもらいに行きましょう、折角だから山菜採りもいいですね」
タライで太平洋を北上したくせに、疲れた顔さえ見せずに歩いていく帳。
ただ乗っていただけの三人の方が、青ざめてグッタリしている。
「おや、お疲れですね…」
『船酔いです…』
「船酔いっていうか、タライ酔い…?」
小夜とリディルが口々に言う。
「じゃあここで待っていて下さい、私が食材調達してきますよ」
ニコニコ笑いながら帳は歩いていき…。
「戻りましたぁ」
一時間もしないうちに、米俵三つ担いで帰ってきた。
何なのこの人。


