「ちょっと待とうや帳さん!」

レッドが口を挟む。

「現地まで行って食材を買うのかっ?そこまでしなくても弁当くらい…」

「買う?」

クスッと笑う帳。

「レッド君、買うんじゃないですよ、『捕獲』するんです。烏骨鶏の卵も、比内地鶏も、名古屋コーチンも、薩摩黒豚も、現地で捕獲、一番新鮮な状態で材料にしましょう」

狩猟民族丸出しな発言をする帳。

「海苔を取りに行くのならば、ついでに鬼神島で『桃饅頭』も作っていきましょう」

バイタリティありすぎ。