「あのね…」
そよぐ夜風に手にした紅葉の葉を乗せ、舞い上がらせながら。
リディルは、今度は紅葉の木そのものに語りかける。
(お祝い、してあげたいの…奥方先生や侍先生、双子ちゃん達に…生まれてきて有り難う、無事生まれておめでとうって…お祝いしたいの…)
両手を合わせた祈りの形。
リディルの瞳に光が宿る。
「紅葉さん…ちょっとだけ協力して」
そよぐ夜風に手にした紅葉の葉を乗せ、舞い上がらせながら。
リディルは、今度は紅葉の木そのものに語りかける。
(お祝い、してあげたいの…奥方先生や侍先生、双子ちゃん達に…生まれてきて有り難う、無事生まれておめでとうって…お祝いしたいの…)
両手を合わせた祈りの形。
リディルの瞳に光が宿る。
「紅葉さん…ちょっとだけ協力して」


