天神学園高等部の奇怪な面々35

魔女とそんな話をしていると。

「何一人でブツブツ喋ってんだよ」

スペシャルバカが、レッドのもとにやって来た。

「折角の月見なのに、なぁんで一人でいんだ?ほれ、飲めよ、食えよ」

レッド一人では食べきれないほどの量の料理や飲み物を目の前に置くスペシャルバカ。

「わわっ…こんなに食えないって…」

「遠慮すんなよ」

バンバンッ!と。

スペシャルバカはレッドの背中を叩く。

人の話を聞いていないのは相変わらずだ。