最近、あっくんの様子が
変なんだ。

私を1人の女の子として
見ているのか
男の子オーラ全開。

でもそんな
あっくんが好きなんだ。

『ってかー…。あっくんって
呼び方止めて?』

「でも、あっくんはあっくん
だっ…………。」

いきなりあっくんに
抱きつかれて放心状態の私。

周りは、確実に私たちを
見ているがあっくんは無視。

『好きだよ。捺実ー…。』

「私もー…。敦夫が…好き。」

そうして私の唇に
あっくんの唇が触れた。

甘い香りがした。
もう幼なじみぢゃない。

あっくんとは
恋人になったんだー…。