ヴァンパイア界に着いた俺達は

優の用件を先にし、王様たちに会った。

幼馴染であっても、主と世話役だから。

思った通り、優は雪兎の事でココに来ていた。


凛とした姿で、雪兎の事が好きだと言う強い思い。

例え、次期当主の座を捨てても彼を守ると言った決意に

俺は背中を押してもらったような気分だった。


やっぱり、優はすげぇや。

純血種という重荷を背負いながらも

自分を曲げない、強い意志。


俺の主で、初恋の人・・・。

今まで優の傍にいれて、良かった。


王様との謁見がなんとか無事(?)終わり

今夜、緊急招集される事が決まった。

優、どうするつもりなんだろう。