「とりあえず、移動する?」 平然とした感じで、福本くんが言う。 「ほ、ほんとに回るの?」 「ぷ…東さんって、その間の抜けた顔よくするよね」 「まぬっ…」 ば、馬鹿にされてる。。 「どこいこっか」 「………チュロス食べたい、です」 「ん」 進み始めた福本くんの後を追う。 「えっ福本くんが女の子といる!」 「うそ〜!ショック〜!」 うぅ。周りの視線が痛い… しかも私こんな格好だし… いたたまれなくなって、こそこそと隠れるように歩く。