「わぁ〜っ!沙羅、可愛い〜!!」 沙羅が着ているのは、女王のドレスをワンピースにアレンジしたもの。 黒と赤で切り替わっていて、袖はパフスリーブになっている。 頭にちょこんと乗ったティアラもかわいい。 似合うなぁ〜! 「ありがと、ほら花音も出てきなっ」 私の腕を沙羅が引っ張って個室から出す。 沙羅は、私を見てポカンと口を開けた。 「うぅ…こんな可愛い衣装を台無しにしてごめんなさい」 しゅん、とうつむくと、沙羅が私の頬を両手で挟んだ。