「よしっ、これでいいかな」 巻いた髪を見て、うんうんと頷く。 今日は、待ちに待った文化祭の日。 テストの結果もよかったし、カフェの準備をなんとか終わったし、あとは文化祭楽しむだけだっ! 「ふんふふ〜ん♩」 私は、呑気に鼻歌を歌いながら学校へ向かった。 「…これ、お客さん激減するんじゃないかな」