「えっそれって褒めてる?」 「もちろん」 ははっと笑う福本くん。 バキュン。 私の胸が貫かれた音がした。 それにしても… 福本くんにこうやって勉強教えてもらってるなんて、夢みたいだなぁ。 「…で、ここにこれを代入して…」 少し低い声がすごく心地いい。 ちらっと福本くんを見る。 わ、まつげ長〜い。。 伏せ目がちの目に、ドキドキする。