「え〜っ!福本くんが?!」 「しーっ!声が大きいよ…」 慌てて沙羅の口を覆う。 「それってさあ、花音のことちょっとでもいいって思ってくれてるんじゃないの?」 「えっ…そんなことは…ある?のかな?」 かぁーっと頬が赤くなる。 「んもぉ、可愛いなあ〜」 ぷにぷに、と頬をつつかれる。 もう、からかわないでよ〜っ