【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐









 奏太SIDE





 俺は龍太の胸座をねじ上げたい






 って衝動に駆られて。






 必死にそれを押さえた。






「…お前、さっき花蓮と何してたんだよ」





 俺の問いに龍太が顔を赤くする。





「い、いつだよ!?」






 バレバレだし。





「さっき、外で。





 花蓮の頭触ってたろ」