【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐







「んあ…?起きてたのか」






 奏太さんが、目をこすりながら。






「おはよ」



「あ、おはよーございます」






 私の挨拶に奏太さんがニヤッと笑った。








 何、今の。





 すごく怖いんですけどっ!!




「花蓮、


 今日は久々にバイクで送ってってやるよ」








 げ…。