【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐






 そうだとして





 どこの組の人か






 全然わからなかった。






「お嬢ちゃん、かわいいね。





 僕らとお茶しない?」







 二人組の一人が言った。






「えっ、あのっ…」







 私は後ずさりした。