「プロポーズ、したのかよ」





 その言葉で




 倉庫内が騒がしくなった。







「あら、奏太ぁ。



 やるじゃなーい」





 亜衣さんが奏太さんを肘でつついた。





「花蓮ちゃん、不肖の息子だけど




 よろしくしてやってね」





 私は大きく頷いて



「はい!」



 って返事した。