「テメッ…何言ってやがる…!?」




 奏太さんが目を三角にして。





「だって、事実じゃないですか」





 私が言うと、





「過去はそだったとしてもだな。



 今は俺とお前のがラブラブなんだよっ」





 奏太さんはそう言ってヘルメットをかぶった。



 その顔が



 赤かったような気がするのは…




 気のせいかな?