「なんだよ、その顔は」 奏太さんが私の顔を見て 文句を言う。 「ガキですね、意外と」 私が言うと、 奏太さんの眉毛がはねた。 「テメッ…人が気にしてることを ぬけしゃーしゃーと!」 奏太さんは顔を真っ赤にしてた。 「家帰ったら、お仕置きな!」