【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐








「それ、本心?」





 龍太さんが聞いてくる。






「へ?」





「それ、本心で言ってんの」






 龍太さんが私の頬をぐにっって掴んだ。





「本心ですぅ!」




 ほっぺがいったぁぁい!!!





「花蓮ちゃん…



 俺の女に‥なる?」






 龍太さんが言った。