「そろそろ、俺…行くわ」 龍太さんが立ち上がった。 「朝ごはんくらい…食べてけばいいのに」 私が言うと、 「だーめだめ!奏太に嫉妬されちゃうよ! 花蓮ちゃんと朝ご飯食べたらさー」 龍太さんが慌てて。 「でも奏太さんは私のことなんて どうでもいいみたいだけど」