「…奏、太さん…?」 思わず、声にしてしまった。 私は、声の主を確かめずに その場を離れた。 怖くなって、 トイレへ駆け込んだ。 本当ならどこでもよかったんだ。 けど、一人になりたくて。 苛められていた時に逃げ込んだのと同じ トイレに駆け込んでいた。